ふすまの張り替え、糊の種類と塗り方、綺麗に貼るコツ

ふすまを綺麗に張り替えるためには、糊の種類と塗り方が重要です。ここでは、ふすまの張り替えに使用する糊の種類と、糊を綺麗に塗るコツについて解説します。まず、糊の種類についてです。ふすまの張り替えに使用する糊は、大きく分けて、でんぷん糊と、化学糊の2種類があります。でんぷん糊は、天然素材を使用しており、安全性に優れています。でんぷん糊は、乾燥すると、接着力が弱くなるため、広い面積に塗布する場合は、一度に塗りすぎないようにしましょう。化学糊は、でんぷん糊に比べて、接着力が強く、乾燥も早いという特徴があります。化学糊は、広い面積に塗布しても、ムラになりにくく、作業効率が良いというメリットがありますが、化学物質が含まれているため、使用する際には、換気を十分に行いましょう。次に、糊を綺麗に塗るコツについてです。糊は、刷毛を使って、均一に塗布することが重要です。刷毛に、糊を適量つけ、ふすま紙の裏面に、薄く、均一に塗っていきます。糊を塗る際には、力を入れすぎず、優しく塗るように心がけましょう。糊がムラになっていると、ふすま紙が綺麗に貼れなかったり、剥がれてしまう原因となるため、丁寧に塗るようにしましょう。また、糊を塗る際には、ふすま紙の端まで、しっかりと糊を塗ることが大切です。糊が塗れていない箇所があると、ふすま紙が剥がれてしまう可能性があります。糊を塗り終えたら、少し時間をおくと、糊が馴染んで、貼りやすくなります。糊を塗る作業は、ふすま紙を綺麗に貼るために、非常に重要な作業です。