ここでは、ふすまの張り替え作業において、特に注意すべき、シワ、空気、端の処理について解説します。まず、シワについてです。ふすま紙を貼る際に、シワがよってしまうと、見栄えが悪くなるだけでなく、剥がれの原因になることもあります。シワを防ぐためには、ふすま紙を貼る際に、空気を抜きながら、丁寧に貼ることが重要です。また、ふすま紙を貼り終えた後も、地ベラや、ヘラなどを使って、シワを伸ばすようにしましょう。次に、空気についてです。ふすま紙と、ふすまの間に空気が入ってしまうと、浮いてしまったり、剥がれやすくなったりする原因になります。空気が入ってしまった場合は、針などで、小さな穴を空け、空気を抜くようにしましょう。そして、端の処理についてです。ふすま紙の端は、綺麗に処理しないと、見栄えが悪くなるだけでなく、剥がれやすくなる原因にもなります。ふすま紙の端を切り落とす際には、定規と、カッターを使って、丁寧に切りましょう。また、ふすま紙の端を、糊で固定しておくと、剥がれにくくなります。ここでは、それぞれの費用相場について、材料費、人件費、その他の費用などを詳しく解説します。まず、DIYでふすまを張り替える場合の費用相場についてです。DIYでふすまを張り替える場合は、主に、材料費がかかります。ふすま紙は、1枚あたり1000円〜3000円程度が目安です。糊は、500円〜1000円程度、刷毛や、ヘラなどの道具は、1000円〜3000円程度が目安です。そのため、DIYでふすまを張り替える場合は、1枚あたり、3000円〜6000円程度で済むことが多いです。しかし、DIYの場合は、作業時間や、手間がかかるというデメリットがあります。また、仕上がりが、専門業者に依頼した場合よりも、劣ってしまう場合もあります。次に、業者に依頼して、ふすまを張り替える場合の費用相場についてです。業者に依頼して、ふすまを張り替える場合は、材料費だけでなく、人件費もかかります。業者の見積もりは、ふすま紙の種類、張替枚数、作業内容、距離などによって変動しますが、一般的には、1枚あたり、5000円〜15000円程度が相場となります。業者に依頼する場合は、費用が高くなるというデメリットがありますが、専門業者の技術で、綺麗に張り替えてもらうことができ、手間を省くことができるというメリットがあります。