以前の私は、典型的な「軽度のゴミ屋敷」住人でした。床には服や雑誌が散乱し、テーブルの上は常に物でいっぱい。どこから手を付けていいのかわからず、見て見ぬふりをして過ごしていました。しかし、ある日、友人が家に遊びに来ることになり、さすがにこのままではまずいと一念発起。まずは、明らかなゴミを捨てることから始めました。コンビニの袋や空き箱など、明らかに不要なものをゴミ袋にどんどん入れていくだけで、部屋が少しスッキリしたように感じました。次に、1年以上着ていない服を処分することに。最初は「もったいない」という気持ちもありましたが、思い切ってリサイクルショップに持って行くと、意外と高く買い取ってもらえて、臨時収入になりました。これがきっかけで、片付けに対するモチベーションがアップ。「いるもの」と「いらないもの」を分ける作業を、少しずつ進めていくことができました。そして、残った「いるもの」は、100円ショップで購入した収納グッズを使って、整理整頓。物の定位置を決めることで、使い終わった後に元の場所に戻せるようになり、散らかりにくくなりました。片付けを始めてから数週間後、友人を家に招いた時、「すごく綺麗になったね!」と褒められたのが本当に嬉しかったです。以前の私からは想像もできないような変化でしたが、少しずつでも行動することで、必ず結果はついてくるのだと実感しました。軽度のゴミ屋敷状態であれば、自力で片付けることも可能ですが、時間がない、体力的に難しい、どこから手をつけていいかわからない、といった場合には、専門の清掃業者に依頼することも検討しましょう。業者を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。まず、複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することが大切です。料金だけでなく、作業内容や追加料金の有無、対応の丁寧さなども確認しましょう。インターネットの口コミや評判も参考になりますが、鵜呑みにせず、あくまで参考程度に留めておきましょう。また、業者によっては、ゴミの処分だけでなく、不用品の買取やハウスクリーニングなども行ってくれる場合があります。自分のニーズに合ったサービスを提供している業者を選ぶことが大切です。
軽度ゴミ屋敷脱出体験談私の変化