ふすまの張り替え手順を、古い紙剥がしから、仕上げまで、ステップごとに詳しく解説します。まず、ステップ1は、古いふすま紙を剥がす作業です。古いふすま紙は、霧吹きなどで湿らせ、時間を置いてから剥がすと、剥がしやすくなります。また、ヘラなどを使うと、綺麗に剥がすことができます。古いふすま紙を剥がした後は、ふすまの表面を綺麗に拭き、下地を調整します。下地が凸凹している場合は、サンドペーパーなどで、平らにしましょう。次に、ステップ2は、ふすま紙のカットです。ふすまのサイズに合わせて、ふすま紙をカットします。ふすま紙は、少し大きめにカットし、貼り付けた後に、余分な部分を切り落とすようにしましょう。ふすま紙をカットする際には、定規と、カッターを使用し、正確にカットするように心がけましょう。そして、ステップ3は、糊付けです。ふすま紙の裏面に、糊を均一に塗ります。糊がムラになっていると、綺麗に貼ることができないため、丁寧に塗りましょう。糊を塗った後は、少し時間をおくと、糊が馴染んで、貼りやすくなります。さらに、ステップ4は、ふすま紙の貼り付けです。ふすま紙を、ふすまに貼り付けます。ふすま紙を貼る際には、シワにならないように注意し、中心から外側に向かって、丁寧に貼りましょう。貼り付けた後は、地ベラや、ヘラなどを使って、空気を抜き、シワにならないように丁寧に仕上げます。そして、最後に、ステップ5は、仕上げです。余ったふすま紙を、カッターで綺麗に切り落とし、引手や、釘隠しを取り付ければ完成です。これらの手順を、一つずつ丁寧に行えば、初めての方でも、綺麗にふすまを張り替えることができます。